ゆきーぬぶろぐ

　昔は、週休二日である民間会社は殆どなく毎日が仕事の連続で年末年始の休暇が一番長かったのである、給与といえば日当で働いた分だけ給与がもらえる時代であった、公務員であれば年休があり、小刻みに休暇も取れる羨ましく思ったのであるが、彼らが本当に実力があるかと問えばそうでもなくコネや紹介で入るのがまことしやかに語られていた、火のないところに煙は立たないのである。

日本の中小企業は９９.7%を占め、数%の大企業が経済を支えていると言う、ここ沖縄では、会社の経営者でも労働基準法さえも知らず、失業保険や健康保険などの入れず、社員を日当で雇い大きな顔をする、沖縄の労働者の弱さがここにあり年収が安く今日一日を食べるのに精一杯の生活を余儀なくされている、小さな島国しっかりとした雇用関係が待たれる。

問題なのは人生ではなく、人生に対する勇気だ。サー・ヒュー・ウォルポール

日本は今日から、ゴールデンウィークであると言う、メディアでは日本を脱出して海外旅行をする人も多く、円安が直撃し安いホテルで自炊すると言う人もいるらしい、折角のゴールデン、ちょっとだけの贅沢をし、子供の成長のために彼らの夢を叶えさせるのも良いのかも知れない、数年前に安近短と言う言葉が流行った、子供たちも安近短で小さな人間になる様で心配で老婆心である事を願うばかりである。

インバウンドという言葉がまかり通っている、外国人の観光客は円安のお陰で食事もお土産品も大盤振る舞いをしているとメディアは報じている、需要供給のバランスで得する人も損する人もいるのが世の中で、いたずらに人の懐を羨む事なく地道に、今、自分にとって何が必要か冷静に考えることも必要ではないか、負け惜しみでない事を願うだけである。

人生を明るいと思う時も、暗いと思う時も、私は決して人生をののしるまい。ヘッセ