ゆきーぬぶろぐ

　大人になると、世の中のしがらみに負け、行動をしなくなる、人が苦しがっているのを見ながら何事もなかったかのごとく過ぎ去る、さわらの神に祟りなしとでも言いたげに見て見ぬ振りをする人が多い。

世の中に関わりを持つと、正しいと思い親切心で人助けをしても、それが上手くいくとは限らない、面倒臭い問題に発展し自分に責任がのしかかって来る時さえある、其れ故に、人は無関心を装うのであ流、昔の様に誰にでも優しく接して暮らしていた事がいにしえのごとく感じられる、人の心が自己中心的になって行くように感じられる、世界もまさに他人はどうであれ、自分さえ良ければという風潮が見られるのが悲しい。

人間は性善説であると孟子は唱えている、世の中は正義感に燃えている人が多いからこそ成り立つのであることを証明する様な事が証明された、正義感は人間の本能？　攻撃された弱者を見ても何もしない「傍観者」より、弱者を助ける「正義の味方」を選ぶ性質が、生後半年の乳児の段階で備わっていることを、京都大などの研究グループが明らかにしたと言う、大人になると傍観者になる人が多けれど人の心の奥底には正義感がくすぶっていることを皆知らないのである。



正義の感覚は生まれつきなのか、学習によって育まれるかは分かっていない、しかし、正義感が本能で生まれながらあるとことを信じたい、社会に争いごとが多けれど最後には相手の立場に立って考えることにより、誤解が解ける、大人になるとさい疑心にかられ、信じることより先に疑いを持って接する、勇気ある正義感があれば正しいことを正しいと信念を持って行動できる、人の心の中に正義感がある限りいつの日にか平和な世界が訪れるのかもしれない、一人一人の勇気ある正義感が平和を成し遂げる。

たとえ世界は滅ぶとも正義はとげよ。フェルディナンド一世